母の誕生日に・・・『手紙～親愛なる子どもたちへ～』
今日11月6日はわたしの母の誕生日です。
この特別な日に、ポストにお便り。
開けたとたん涙がとまらなくなったわたしです。
それは、東京の受講生アキヒロさんからの温かいお手紙で、こんな詩が添えられてありました。
アキヒロさん、ありがとうございます。感謝です。
手紙～親愛なる子どもたちへ～ （原作者不詳）
年老いた私が ある日 今までとは違っていたとしても
どうかありのままの 私を 理解して欲しい
服の上に 食べ物をこぼし 靴ひもを結び忘れて そんなときも
あなたに色んなことを 教えたように 見守ってね
何度も同じ話をしても、
途中でさえぎらないで最後まで聴いてほしいの
あなたにせがまれて 繰り返し読んだ絵本の結末はいつも同じだったけれど
私の心はあたたかさに包まれたわ
悲しいことではないのよ
消えてゆくように 見える私の心を励まし
優しい目を 向けてください
楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのを いやがることきには 思い出して
あなたを追い回し 何度も着替えさせた
いろんなことを言って嫌がるあなたと一緒に
お風呂に入った 懐かしい日のことを
悲しいことではないのよ
旅立ちの準備をしている私に祝福の祈りを捧げてね
いずれ歯も弱り 飲み込むことさえ 出来なくなるかも知れない
足が衰えて 立ち上がることも 出来なくなったら
あなたが か弱い足で 立ち上がろうと 私に助けを求めたように
よろめく私に どうかあなたの 手を握らせて
私の姿を見て 悲しんだり 自分が無力だと 思わないでね
あなたを抱きしめる力が ないのを知るのは つらいことだけど
私を理解して支えてくれる心だけを 持っていて欲しい
きっとそれだけで 私には勇気が わいてくるの
あなたの人生の始まりに 私がしっかりと 付き添ったように
私の人生の終わりに 少しだけ付き添ってください
あなたが生まれてくれたことで 私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変らぬ愛を 持って笑顔で答えたい
私の子どもたちへ
愛する子どもたちへ
お母さん、お誕生日おめでとう。
愛してます。
ありがとうございます。
2013.11.6
