色にまつわる個人的な話(中編)「ピンク色のお誘い?」

昨日、ある日突然、好きではなかったピンク色が自分にとってしみじみ大切な色となった・・・という不思議な体感を書かせていただきました。

 

 

さて、その続きです。
時は2009年4月の初旬のことです。
手術、病院での療養を終え退院、自宅に戻ってきた翌日のこと。
RRRRR・・・と電話。
誰かと思えば、不思議な友人リーです。
リーは、メジャーな新聞に連載も持っている随筆家であり、ステンドグラス作家でもある、わたしよりひと回りくらい年上の、だけど妹のようなキュートな友人。
妖精のように自由なスピリチュアルな人で、犬とお話したりする「不思議ちゃん」かと思えば、あの故・河合隼雄先生(日本を代表する心理学者)と親交があったり(しかもコレを自慢しない)する、大好きな敬愛する友人のひとりです。
ただ、彼女は忙しいし、しかも山奥に住んでいるので、会うのは1年に1回くらい。
そんな彼女からの電話だから、大喜びでとってみると・・・・

 

 

 

「ハロー、ちーちゃん、元気ぃ?」
「リー!うん、元気って言いたいんだけど、昨日まで入院してたの」
(こちらの事情も伝えていないのに、退院の翌日電話してくるこのタイミングも、すでにリーのスピリチュアルさ満載ですよネ)
「そーなの、ちーちゃん、入院?そんなの平気平気、大丈夫よー!」
リーにそう言われるとホント力湧いてくるわたし。
「ところでね、明日、天満橋で集まりあるから、行かない?」
大阪の天満橋といえば我が家からも便利。
リーに会えるなら、なんの集まりか分からないものの、しかも病みあがりだけど「うん、行く行く~」と二つ返事。
「OK!ちーちゃん!じゃ、今から場所をFAXするね。私は行けないけど、楽しんで来てね!チャオ!

プチッ。ツーツーツー・・・
って、オイオイ・・・・
一方的にしゃべって切るマイペースもリーらしいのだけど、電話持ったまま「えええー!?」のわたし。
リーに会えると思ったから、天満橋のなんか分からん集まりに行くつもりだったのに、リーが来ないなら、意味ないじゃん!!
その時点で、100パーセント「行かない選択」をしていたわたし。

 

 

と、カタカタカタカタ・・・・とリーからのFAXが。
もう行く気すっかり失せてるんですケド・・・と思いつつ、そのFAXを手にしたわたしは、その明日の集まりとやらのタイトルに、目が釘付けになったのです。
そのタイトルとは

 

 

「2009年4月はピンクです」

 

 

な?
え?
あの、どゆ意味?

 

 

リーからのFAXにはそのタイトルと、開催場所のみ。
あのね。
不思議すぎるやろー。リー!!
どないしたらええんよ。わたし。

 

 

ってゆーか
もう、これ行くしかないでショ?
ここ何日かで、いきなり「ピンク」になったわたしなのですもの。

 

 

とゆーわけで、翌日なんかわからん集まりとやらに、病み上がり決死隊のわたしは首をかしげながらも出掛けていったのでした・・・・
うむむむ・・・・なぜ、ピンクなのか??

 


さて、続きは次回!

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