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いつでも後悔するのは・・・だから あっ!!ぱっ!!

どの季節も美しい、四季ある日本に生まれて幸せです。

 

さて、今日は一日、母上と過ごす日。

わたしがキッチンでご飯のしたくをしていると、母の声。

どうも扇風機の風をゆるめてほしい、とのこと。

わたしといると母は自分でできることもしなくなってしまうのですが、

これってどうなんやろう?と思いつつも、母の希望には添うようにとりあえずは二つ返事。

 

わたしがいないとき自分でできることは、母自身にさせたほうがよいのか?

それとも、わたしだから甘えて言っているのだから、やってあげたほうがいいのか?

 

ここんとこ、いつも迷うところ。

 

でも、そんなとき、ふっと浮かぶ言葉があるのです。

これは、わたしの尊敬するイエローハット創業者の鍵山秀三郎先生がおっしゃっていた言葉。

「人が後悔するのはしたことではなく

 しなかったことです」

この言葉が浮かんで、わたしはあっ!!と思い、ぱっと行動します。

あっ!!ぱっ!!の繰り返し・・・

そう、わたしは、母をいろいろできるように鍛えたり、指導したりするためにここにいるんじゃない。

甘えさせてしまってもええやん。

お母さんが優しい気持ちになれるんやったらええやん。

 

いつかいつか

必ず母とお別れする日がくるのだから、そのときに

「どうしてすぐにできることをやらなかったんだろう?

あのときやっておけばよかった・・・」

そんな後悔、さびしいですもん。。。

 

というわけで

喜んで、うたた寝の母にかかる扇風機の風をやさしい風にして

おきました。

 

ちなみに、母は「扇風機」のことを「ペペキー」っていうんですよ。

我が家でしか通じない言語です。

なんで「ペペキー」か、って?

実は、わたしが幼いころ、まだ口が回らなくて、

扇風機のことを「ペペキー」と言っていたから。

いまだにその幼児言葉が健在なのです。おもしろいでしょ?

これも親の愛かな。

わたしが「ペペキー」って言葉を覚えたとき、きっと両親は大喜びしたのでしょうね。

愛されて育ってきたことに感謝です。

ありがとうございます。

 

 

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