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阪神大震災・・・そのときの我が家

2014年1月17日も暮れてゆこうとしています。
阪神大震災から19年・・・
19年?
19年!!

 

19年前のあの日、午前5時46分、わたしたち3人家族は川の字になって眠りの中。
当時は和室に布団を敷いて寝ていました。
2歳だった息子はわたしと夫の間でぐっすり。
そこへあの激しい揺れ!

 

なっ!なっ!
なんなん!?・・・

 

と思う間もなく、タンスは倒れてダーリンの上に。
しかも、ご丁寧にも、タンスの上に置いてあった観葉植物の鉢まで落ちてきて、ダーリンの頭を直撃!

 

えええ!!
え!

 

タンスの下敷きになりながら、しかも土にまみれた顔で
「お~、大丈夫か~!?」


いやいや、わたしらのことより、アンタ、ぜんぜん大丈夫そうやないけど、いけるんかいな!?
「オレは大丈夫や~」
無事でよかった、そやけど、わざわざ鉢植えまで顔に落ちてこんでもええやろうに~なぁ~
・・・まだ報道も見ていないこの時点では、ことの深刻さもわからず、ダーリンの泥だらけの顔みて気の毒やら、申し訳ないんやけど、笑いそうになるやら。ごめんごめん。

 


でも、みんな大丈夫そうでよかった。
ほんと、もし息子がタンス側に寝ていたら、もう笑えない悲劇になっているところ。

 

リビングを見ればそれはそれはひどい有様。
照明も床に落ち、大型テレビ(当時はでっかい箱型の重いヤツだったのに)も部屋のなかほどに移動、倒れるものはなんでも倒れてました。
キッチンを見れば・・・オーマイガッ!
食器の大半がコッパみじん。

 

この時点では、まだコトが飲み込めず、ウチが一番被害をこうむっているに違いない、とか思っていた。

 

そして、小さいほうのテレビをつけると・・・・

 

とんでもない光景が映し出されていたのです。
愛する街・神戸。
わたしが大学の4年間を過ごした美しい街。
言葉を失うとはこのことです。

 

 

・・・あれから19年。
あらためて祈ります。
ありがとうございます。

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