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歯科衛生士研修会にて講演・・・志バンザイ!

この冬一番の寒さの今日、歯科衛生士研修会「Tender Space」の授業として、大阪大学中之島センターにて講演させていただきました。
お越しの方々は、すでに歯科衛生士として活躍中の皆さん。
お仕事の休みの日に、こうして自主的に学びに来られておられるのです。
食い入るように熱心にご受講いただき、その真摯な姿勢に感動しました。

 

 

さて、この「Tender Space」代表の岡村乃里恵さんとは、実はママ友
息子同士が小学校・中学校と同級生。
息子たちは21歳ですから、もう十数年のお付き合いになるのですねぇ。
受講生さんへのわたしのプロフィール紹介にあたり、乃里恵さんが、当初知り会った頃のわたしの印象をおっしゃったのですが「もういつも忙しそうで、ハイヒールをカツカツさせて歩く、カッコいいけど、ちょっと近寄りがたいバリバリのキャリアウーマン」
「・・・そんな中川さんが癌になり入院をされたと風の噂で聞き、心配していたのですが、なんと、病気をされた以降の中川さんに再会すると、雰囲気もなにもかもまるでゼンゼン別人のようになられていて、ほんとうに輝くような笑顔をされていたんです」

 

わぁ~!わたしもいろんなところで講演させていただくけど、プロフィール紹介でちょっと泣きそうになったんは初めてや~!

 

 

かく言う乃里恵さんの変化・・・というか、開花とでもいいましょうか、すばらしいんです。
今、乃里恵さんは歯科衛生士を育てる学校をされ、後進の育成にあたられていますが、親しくなった当時はご自身も歯科衛生士としてお仕事をされていました。
家が近いので、近所でお茶をして近況を語り合ったりしました。
そんなとき、仕事の話になると、乃里恵さんの瞳がきらきら輝きます。
歯科衛生士という仕事がどんなにすばらしい仕事か、普通人に触れてほしくない「口」という部位に携わらせていただき、その人の健康、容貌も含め、「幸せ」に関わらせていただけるその喜びを、熱く語られるのには、何度も胸を打たれました。
「歯に自信が持てないために人前で笑えない患者さんが来られると、ぜったいこの方に笑顔になっていただこう、そんな思いでいっぱいになるねん」と語っていた乃里恵さん。
「歯」に自信が持てないということで、顔全体を帽子で隠すようにして来られる方も。
でもそんな方も、やがて見違えるような笑顔で来院され「ありがとう」と言っていただけるときが一番うれしい、と話してくれたっけ・・・
「笑顔の人を増やしていくことが喜び」という乃里恵さんに、当時セラピストの勉強中だったわたしも、彼女の手をとって、「わたしもやねん!!」と異常にコーフンしたのを覚えています。

 

 

歯科衛生士をやるのは「資格があるから」「お金を得るため」ではなく、「たくさんの人の幸せのお手伝いをするため」、その思いを若い歯科衛生士さんに引き継いでいきたい。
誇りと愛をもって、この仕事=志事を続けてほしい・・・
今、そんな乃里恵さんの願いの種は芽を出し、「Tender Space」という場となって、たくさんの若いやる気のある歯科衛生士さんたちが全国から集い学んでいます。

 

 

夢は叶う!
おおいに夢を見続けましょう!
乃里恵さん、これからも共に笑顔を広げ続けようねぇ~!
素晴らしいの仲間がいて、ほんと幸せです!

 

ありがとうございます。

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