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ひとつ拾えばひとつきれいになる・・・凡事徹底、そのコツとは~

今でこそ「日本を美しくする会」という法人となりましたが、そのもともとは鍵山秀三郎先生(イエローハット創業者)がたったお一人で始められた街頭清掃、トイレの掃除から。
実りの見えない作業です。
実りないばかりか、「うちの社長は掃除しか能がない」という社員たちの悪口も聞こえてきたりすると、当初は、「こんなことをして何になるのか?」と、はかない、虚しい思いだった、と先生は述懐されています。
そんな思いを抱きながらも・・・50年倦まずたゆまず、欠かすことなく街頭清掃、トイレ掃除をやり続けてこられた先生。
きれいな環境は、人の心に反映するにちがいない。
人の心の荒みをなくすには、掃除だという信念と決意をお持ちだったからこその50年ですね。。。

 

 

その「凡事徹底」の先生の生き様は、たくさんの感動と共感を呼び、いつしか、北海道から沖縄まで、全国各地に「掃除に学ぶ会」「便教会(教師のトイレ掃除に学ぶ会)」ができるほどに!

 


わたしも、今年の目標の一つが「掃除」。
・・・というわけで、わたしも、先日大阪で毎月開催されている「淀川掃除に学ぶ会」に参加し、早朝、淀川河川敷の清掃作業をさせていただきました。
もちろん、ありがとうございますを唱えながら、「ありがとう清掃」!
なんだかはかどるのよネ~(^◇^)

 

それにしても・・・あのね。
私たちの団体だけで、あのおおきなゴミ袋365個のゴミが集まったのですよ。
一緒に清掃活動してくださった600人の学生さんたちのゴミ袋をあわせると、1000にものぼります。

なんでこんなもんほかすん?
ってなミョーなものも捨てられてるし。
ゴミ拾いしながら、モノを大切にしよう、使いきろう、安易に買わないでおこうと思いました。

 

それとしみじみ思ったのは、
「続けることの大きな力」!

 

 

実は、この「淀川掃除に学ぶ会」の存在はもう前から知っていて、ある勉強会でご一緒させていただいているある会社の社長Sさんが世話人で立ち上げられたのです。
最初は参加者4人程度。
わたしは誘われても聞こえぬ??ふりしてました。しかも10年近くも~
あれから10年。
わたしの聞こえんふりも長過ぎました。。。
だんだん賛同者が増えて、今では毎回100人近い方々が集まられるのですよ。
今回初めて参加したわたしを、世話人のSさんはとても喜んでくださって、温かく迎えてくださり、うれしかったです。

 

鍵山先生は「凡事徹底」とおっしゃった。
ある人が質問をしました。
「先生、凡事徹底する秘訣はなんでしょうか?」
先生は柔和な笑顔でおっしゃった。
「続けるコツは二つあります」
息をのんでその続きの言葉を待つ質問者とわたしたち。
コツコツ、ですよ」

 

どひゃ~!(笑)
わたしもコツコツ続けます!


淀川河川敷のお掃除は、毎月第1日曜朝8時~10時。
興味ある方はご連絡くださいませ~

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