サンタクロースはいるの?少女の疑問への答えは・・・?
皆さま、MERRY CHRISTMAS!!
いま、わたしの頭の中で鳴り響いているのは、昼間入ったカフェでかかっていた『恋人がサンタクロース』♪
♪昔 となりのおしゃれなおねえさんは
クリスマスの日 私に言った
今夜 八時になれば サンタがうちにやって来る
ちがうよ それは絵本だけのお話
そういう私にウィンクして
でもね おとなになれば あなたにもわかる そのうちに
恋人がサンタクロース 本当はサンタクロース
つむじ風追い越して
恋人がサンタクロース 背の高いサンタクロース
雪の街から来た・・・・
Oh!
ゆーみんはなんておしゃれなんでしょう!
歌詞だけでハッピーになりますねぇ!
ところで、うちの息子は小学校5年までは確実にサンタクロースの存在を信じておりました。
いつか本当のことがわかるだろうな、と親としてはなんだかその成長はうれしい反面淋しくもあり。。。
ところで、サンタさんの存在に関して、こーーんな記事を見つけましたよ。
今から百年以上も前のこと、ニューヨークのサン新聞社宛に、バージニアという少女から手紙が送られてきたそうです。
内容は、、、
【バージニアからの手紙】
記者の方へ
わたしは8さいです。わたしのともだちには「サンタクロースなんていない」といっている子もいます。
パパにきいてみたら、「サン新聞にきいてみなさい。新聞社がいるといったらいるんだろう」といいました。
おねがいですから本当のことをおしえてください。サンタクロースって本当にいるんでしょうか。
(バージニア・オハンロン)
さて、このバージニアの「サンタクロースはいるのでしょうか」という問いかけに、この新聞社は社説で返事を出しました。←すてきですよねっ!
以下その全文です。
少々長いですが、ぜひオトナのあなたも読んでみてくださいね。
そしてこの社説が示す“目には見えない大切なもの”について、今宵静かに味わってみるのもすてきなクリスマスナイトかも☆彡
【サン新聞社社説】
バージニア、あなたのお友だちはまちがっています。
何でも疑ってかかる疑りやさんになってしまっているのです。
そういう人たちは自分の目に見えるものしか信じません。
お友だちはその小さな頭で理解できないことなどありえないと思ってしまっているのです。
大人であれ、子どもであれ、人間が考えたりできることは限られているのです。
あらゆる真実と知識を内包する広い宇宙に比べれば、人間は小さなアリのようなものなのです。
そうです、バージニア、サンタクロースはいるのです。
サンタクロースは、愛や人への思いやりや、献身が存在するのと同じくらい確実に存在します。
それらがちゃんとあって、あなたの人生をすばらしいものにしてくれているのは知っているでしょう。
ああ、もしサンタクロースがいなかったら、どんなにこの世はわびしく退屈なものでしょう!
バージニアのようなかわいらしい子どものいない世界が考えられないのと同じくらい、サンタクロースのいない世界はさびしいことでしょう。
純真な信じる気持ちもなく、詩も、ロマンスもなくなってしまうでしょう。
私たちは、自分が感じられるものや目に見れるものの中にしか楽しみを見つけることができなくなってしまうでしょう。
子どものころに世界に満ちあふれている光も消えてしまうでしょう。
サンタクロースを信じないのなら、あなたは妖精も信じないのでしょうか。
クリスマスイブにパパにたのんで、何人もの人に煙突という煙突を全部見張らせて、サンタクロースを捕まえてもらったらどうですか。
でもその時サンタクロースが煙突からおりてくるのを見なかったとして、いったいそれが何の証拠になるのでしょうか。
サンタクロースを見た人はいません。しかし、それはサンタクロースがいないという証明にはならないのです。
この世でもっとも確かな存在は、子どもや大人の目に見えるものではないのです。
芝生の上で舞う妖精の姿を見たことがありますか?もちろんないでしょう。
でもそれは妖精がいないことの証明になってはいないのです。
目に見えないもの、見ることができないものがこの世に存在するという不思議を想像することができないだけなのです。
赤ちゃんが持つガラガラを分解すれば、どうして音が鳴るのかわかるでしょう。
でも、目に見えない世界を覆うベールは、どんなに力の強い人でも、それどころか、世界中の力持ちをみんな集めてきたとしても、引き裂くことはできません。
信じる気持ちと想像力、それに詩と愛とロマンスだけが、そのカーテンを引き分けて、その向こうにある、この上なく美しく、輝かしいものを見せてくれるのです。
そのようなものが人間のつくったでたらめといえるでしょうか。
ねぇ、バージニア、それほど確かな、それほど変わらないものはこの世にはほかにないのですよ。
サンタクロースがいないですって!とんでもない!
うれしいことにサンタクロースはいますよ。それどころかいつまでも死なないでしょう。
1000年後までも、いえ、バージニア、100万年後までも、サンタクロースは子どもたちの心を喜ばせてくれるでしょう。
(1897年、ニューヨーク・サン新聞「社説」)
ありがとうございます^^★
2014.12.24