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真民先生の言葉はしみじみ深いトコにきます・・・

坂村真民先生・・・といえば「念ずれば花開く」

そう、仏教詩人です。

おそらく、仏教詩人・・・なんて名づけたのは勝手に言われただけで、真民先生はふつうに身の回りの

見聞きするものをただ言葉にしていかれただけのことでしょう。

それがごく自然に仏様につながる世界になっていったのではないでしょうか。

 

真民先生は日本の誇る詩人!

わたしも、うんと若い頃から真民先生の詩には良い力をいっぱいいただいてきました。

真民先生が亡くなったのは数年前のこと。

90をいくつか過ぎておられたから大往生ではあるけど、頼れる大きな樹が倒れたような、とっても淋しい気持ちだったのを

昨日のことのように覚えています。

 

ときどき、詩画集を読み返すこともありますが、そのときどきによって

心に刻まれる詩は違います。

 

先日、立ち止まった詩がこれ。

なんども読み直しながら、

「あぁ・・・」と声が出そう。

「時」という詩です。

うーーーーーん、せっかくいただいたこのいのち、

あくせくと老いることなかれ!!ですねっ

だって、世の中は・・・・美しく温かくありがたいのですもの~

ありがとうございます!

 

  

 

 日が昇るにも

 手を合わさず

 月が沈むにも

 心ひかれず

 あくせくとして

 一生を終えし人の

 いかに多きことぞ

 

 道のべに花咲けど見ず

 梢に鳥鳴けど聞かず

 せかせかとして

 過ぎ行く人の

 いかに多きことぞ

 

 二度とないこの人生を

 いかに生き

 いかに死するか

 耳かたむけることもなく

 うかうかとして

 老たる人の

 いかに多きことぞ

 

 川の流れにも

 風の音にも

 告げ給う声のあることを

 知ろうともせず

 金に名誉に地位に

 狂奔し終わる人の

 いかに多きことぞ

 

 生死事大無常迅速

  時人待たず

 噫(ああ)

 

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