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お母さんの噓~エイプリルフールの思い出

あなたは噓をついたことがありますか?

 

という質問に「ありません!」と答えたアナタ・・・

もしかして、めちゃめちゃ「うそつき」デスネ!笑!

 

今日は4月1日、エイプリルフール。

年に一度、おおっぴらに噓を楽しむ1日です。

思い出すのは・・・

子どもの頃、あれは小学校4年生くらいだったかな、

朝、お母さんがダダダダダ・・・・ッっと2階の子ども部屋に入ってきて、

ベッドで寝ているわたしや弟に大きな声で

 

「すごいよ!すごいよ~!大雪が降ってるよ!

ホラ、みてごらん!窓の外もう真っ白!!」

 

大阪ってあんまり雪が降らない町。

それに子どもは雪が大好き。

しかも大雪だなんて!

いつも朝ぐずぐず起きないわたしと弟なのに、母の声にガバッと飛び起きて

 

「えっ!ほんとう!?」

 

ベランダの窓に駆け寄るわたしたちに、母はベーーーと舌を出して

 

「ウソでした~!

今日はエイプリルフール!」

 

と言って、「だまされた~!アハハハハ~」と笑って階下に降りていきました。

今思い出しても楽しいウソだったなぁ~

寝起きの悪い子どもたちをいっぺんに起こすのにもってこいのウソだったわ。

 

良い噓をついてじんじん残り菊  千都子

この句は(今の季節にあってないけど)師・時実新子先生が褒めてくださった句。

 

わたしは不器用。

ウソというか、上手なごまかしができずに正直すぎて?お口の失敗もいっぱい。

でもまぁ、これからも愚直に正直に生きていくと思います。

さて今日は今から母の入所する施設へ。

ここはひとつ笑えるウソを考えていこうかな!

お母さんがまた「アハハハハ~」と笑う声、聞きたいです。

 

ありがとうございます

(写真は実家の桜)

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