【ありがとう便り】こころに沁みる・・・嬉しくとも悲しい話
木曜日は【中川千都子のありがとうのじかん】放送の日でした。
昨日放送させていただいた「ありがとう便り」をブログでもご紹介いたしますね!
大阪の鶴見という場所にとっても美味しい銀鮭を届けてくれるお店があります。
お店の名前は鶴賀屋(つるがや)さん。
実はわたしも一度頂いて…ひと口で大ファンに。
焼いたり、粕汁やムニエルどれも美味しい〜〜
でもやっぱりここに戻る、焼いた銀鮭とご飯は最強。
カリカリに焼いた皮までもちろんいただきます。
お茶漬けサラサラ~ あぁーーー日本人でヨカッタ~
・・・・の至福タイム♪
昨日はその鶴賀屋さんの社長さんからの「ありがとう便り」を放送させていただいたんですよ。
なんで鶴賀屋さんの銀鮭がこんなに美味しいのか。
もちろん素材が優れていること。
だけどそれ以上に、商品を通してお客様へ幸せをお届けしたいというお店の思いが届くからなんじゃないかな、、、と思えた今日の「ありがとう便り」です。
社長は照れて恐縮されておられましたが、わたしからお願いして、お店の名前を出させて頂きました。
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~ありがとう便り~
「嬉しくとも悲しい話」
水産業界に足を踏み入れ早8年が経ち、9期目を迎えました。
素材にこだわり、鮮度にこだわり、加工の一工程に至るまで、こだわり抜いて来た。
特に銀鮭に於いては、誠心誠意尽力してきた。
そのお陰もあって、これまで一度のクレームも無く過ごすことが出来たのは自慢でもある。
さて…
昨年末お歳暮で忙しい最中、一本の電話が鳴った。
初老のご婦人で、弟さんがガンで余命幾ばくもないと言う。
既に食べ物が一切受け付けなくなっているとのこと…
ただその弟さんが以前ウチのプレミアム銀鮭を食べ、その味が忘れられないと話しているので、一度食べさせてあげたいと涙ながらに語った。
お歳暮時期で発送までにかなりの時間を要したが、急なことでもあり、最優先で翌日に送らせて頂きました。
それから毎月注文が入り、この鮭だけは食べてくれると、嬉しい連絡もありました。
そして今日…
弟さんが他界したと、わざわざ売り場にお越し下さった。
頭を深々と下げ、「最後に美味しい鮭を沢山食べさせてあげられた。
本当に有難う」とお礼を言われた。
こういうのを「職人冥利に尽きる」と言うのだろうが、何だか複雑な心境で1日を終えた…
大阪市 加藤恭太郎さんからの「ありがとう便り」
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お店とお客さまの心の交流。
すべてのお仕事は「志事」であり、そして「祈り」なのだと思います。
わたしも私の仕事=志事・役目のなかで今日も「祈り」きります。
神さま
今日のお役目をありがとうございます
無限の無限の喜びをありがとうございます
2017.6.16