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先進国日本のコロナ対策は成功?or失敗?

私の住む大阪では「緊急事態宣言」がようやく解除されました。

日中も含めて、不要不急の外出は自粛、ということだったので、お出かけにはいらん気をつかったものです。。。

 

 

さて、2/28付ブログ記事「ある日の講座の朝の出来事」を読んでくださったAさんが、「ブログの内容は、この記事にも通ずる気がします」とのことで、「PRESIDENT 0nline」(2021.2/6付)の記事を紹介してくださいました。

Aさん、ありがとうございます!

 

 

それは、「緩い日本のコロナ対策はむしろ多くの命を救った」というタイトルの秋葉原駅クリニック院長の大和田潔氏の記事です。(記事はこちら

つまり、現役医師のご意見。

 

 

先日珍しくテレビを見ていたら、識者?コメンテータ?アナウンサー?かが「日本は甘い、ロックダウンに近いことをすべきだったんだ、もう遅い!」と息巻いていたのですが、それとは真逆の見解。

記事のなかで大和田先生は、先進国のなかで、日本における新型コロナの被害は少なく、現時点(記事を書かれた2月上旬)流行も下火になっており、なんとか乗り越えたといえるのでは?ということを書かれています。

 

さて、ここからが本題。

 

 

ではなぜ、日本はこのように被害が少なく、乗り越えることができるのか??

 

 

お隣の国、中国では患者が発生した都市を容赦なくロックダウンし、市民が困窮することに、また、フランスでは夜間外出禁止令も出されて大型ショッピングモールの閉鎖などの処置がとられているそうです。

 

 

日本ではそのような強硬手段はとられなかった。

 

日本が乗り越えらえた理由を大和田先生は三つ挙げておられます。

1つ目は、日本の保険医療システムが充実していること。

2つ目は、清潔観念が徹底していること。

3つ目は、季節性コロナウイルスにさらされてきたこと。

 

 

それ以外に、日本の教育度の高さをも指摘され、教育が高いからこそウィルスの概念を理解しマスクをみんなが着用したり、飲食時の飛沫感染予防に国民をあげて実行したことなどを挙げておられました。

 

 

んーー確かにそうかもしれません。それもあるでしょう。

 

 

でも、私は、単に「教育」というより、「人に迷惑をかけまい」「人に不快を与えまい」とする、やはりここでも全体の「和」を重んじる国民性かもしれないな~とも思います。

 

だって、マスクをすることの理由は、確かに自分のためでもあるけれど、むしろそれよりも、人に迷惑をかけてはならない、とする理由の方が大きいように思います。

 

ある国では「マスクをかけてもウィルスを防御できるわけではない(だからかけない)」とのエライ人の発言もあったのですが、「自分に飛沫などかからないために(自分への防御)というよりは、人にかけることのないように(=周りへの配慮)」日本人はマスクという、不慣れで不自由なものをコロナ初期から着用してきたのだと思います。(もうだいぶん慣れましたが)

 

 

コロナからはいろんな気づきをいただきます。

いつでも、自分はどうありたいか?を見つめていきたいと思います。

 

新たなる無限の無限の叡智が無限に無限にいっぱい

ありがとうございます

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