何事も始めというのは神さまから心新たにいただきなおす節目
年の始めといい、月の始めといい、日の始めといい、何事も始めというのはすべて神さまの中から心新たにいただきなおす節目となるものである。
神さまは常にみんなの為に 知恵を愛を生命を放射して 無限の幸せを与え続けているのである。その無限の幸せをどれだけ受け取ることができるかは、一人一人の心次第なのである。
それではその無限の幸せをつかむためには どのような心の持ちかたが必要不可欠の条件であろうか?
まず第一に 心を神さまに向けることである。
心を神さまに向けるとは、例えば太陽(神さま)からは無限の光が放射され続けているが、太陽(神さま)に背を向けていてはその光(幸せ)を感じ取ることができないのだから、太陽(神さま)の方向に真っすぐ向くということである。そうすれば太陽(神さま)から放射されている光(幸せ)をどれだけでも受け取ることができるのである。
第二は 心の目を開くことである。
心の目を開こうとしてもなかなか開くことができないのは、目やに(業想念)が付着していて邪魔しているからである。その場合には 祈り言葉を唱えて守護の神霊の加護をいただいて、目やに(業想念)を取り去ってもらうことである。
神さまという一大交響楽団の奏でる至美至妙なる幸せのひびきは、全宇宙に永遠にひびきわたり続けるものである。
その幸せのひびきのすべてを十分に味わいつくすには、今の一瞬間に すべてのひびきを受けて味わい、同時にそれを心から放ち去り、次の一瞬間にまた すべてのひびきを受けて味わい、同時にそれを心から放ち去り、というように今の一瞬一瞬に新しいひびきを受け止めてゆくことが大切なのである。
過去のひびきをつかみ追い掛けていては、決して新しいひびきを受けることができないのである。新しいひびきを受けないということは、無限の幸せを放棄したことになるのである。
決して決して過去をつかんではならないのである。
神さまから与え続けられている無限の幸せを放棄してまでつかむ価値あるものは過去には無いのである。
過去をつかむのは愚かである。過去にとらわれるのは愚かである。神さまは今の一瞬一瞬に新しい全宇宙のすべてと現れて、無限の祝福を与え続けて下さっているのである。
心を神さまに向けよう! 心の目を大きく開こう! そして神さまの至美至妙なる愛の表現を心行くまで味わって生きよう! 何者もあなたの幸せを邪魔することはできないのである。
あなたの心の持ちかただけが、あなたの幸せの程度を決めるのである。
神さまの中から一瞬一瞬新しく生まれ変わって出てくる本心の自分が、一瞬一瞬新しく光輝いて出てくる全宇宙のすべてと、感謝一筋の心で、いのちの交流・光の交流・愛の交流を行ってゆくことが真実の幸せへの道なのである。
神書番外編
2025.1.5