胸きゅん☆花火の思い出は・・・
夏は花火!!
・・・ですよネ!
わたしはとっても花火が好き。
しゃがんで手元でパチパチする花火も好きだけど
夏の夜空にぶち上がる、あのでっかい花火がとーっても好きです。
花火といえば
胸きゅんで思い出す人がいます。
もうずいぶん昔のこと。
その人は、わたしよりいくつか年上のすてきな男性でした。
心のどこかで、彼を友だち以上に好きになりかけていたわたし。
どういういきさつだったのか、二人で花火を見に行くことになり
もうルンルンで出掛けました。
しか~し、ロマンチックとはほど遠い、すごい人人人・・・・
花火の特等席など取れるはずもなく
「ここからなら見えるよ」
それは川沿いの土手。
あちこちに家族連れや学生のグループ、カップルも。
わたしたちも芝生の上に体育座りをしていたのですが
やがて待ち疲れて芝生の上にごろり。
芝生の上に寝っ転がるって気持ちいい~!
こどもに戻ったみたいや~・・・とわくわく♪
隣の彼とは微妙な距離を開けつつも
ぽつぽつ言葉を交わしながら
一緒に暮れなずんでゆく空を見上げていました。
やがて夜空に上がる大輪の花火
どどど~ん
どんどん どどど~ん・・・・
うわぁー・・・・きれい・・・・
寝ころんで花火見上げながら、
なぜか、つつつーっと涙が。。。。
どん!どどどどん!
どんどん・・・・・!!
次々上がる花火の音が、わたしの胸を打ちました。
その後、
わたしは淡い気持ちを伝えることもないまま
自然とその彼とはご縁がなくなってしまいました。
そしてその数年後、彼は亡くなりました。
花火はよく、人間の一生にたとえられます。
儚い(はかない)、と言ってしまえば切ないけれど、
確かに誰もが、肉体を持ち生きている時間は有限。
だったら、いのち輝かせて生きたい!
小さくてもいいから、自分らしくパッと咲いて生きたいな・・・って思います。
2013.8.9