ありがとうメール~大切なあなた「頑張るということ」
先日このブログで友だちのことを書きました。(11月12日投稿)
「生きてゆくのがしんどいんです」そう言っていた彼女からは、あれから毎日「ありがとうメール」が届いています。
「友達が会いにきてくれました。ありがとうございます」
「今朝は車の運転ができました。ありがとうございます」
「窓をあけると光がいっぱい届きました。ありがとうございます」・・・
わたしも彼女に「ありがとうメール」を送ります。
彼女のメールを受け取っても胸がいっぱいになるし、こちらから送ってもやっぱり涙がでそうになる。
でも、それは悲しい涙ではなくて。
なんだろう?
メールというやり取りのなかで、確かな互いのいのちを感じるからかもしれません。
ところで、先日の電話で彼女は「これまで、頑張って頑張ってきたけど、もう限界・・・」と話していました。
頑張る、ってなんだろう。
実は、わたしも頑張り屋です。
これまでも、ずーーーーーっと「そんな頑張らんでいいよ」と何人もの人に言われ続けてきました。
頑張る、って悪いことなの??
「頑張る」と「無理する」は同じ意味なの??
ぼんやりと・・・疑問でした。
わたしは、ある尊敬する先生に質問しました。
「先生、頑張る、ってダメなことなんでしょうか?」
「・・・・世間では、『頑張る』とは『我を張る』ことだから、良くないことのように言われる人もいるね」
「はい。わたしも・・・そう感じます」
「我を張ることは、執着につながるからそれは良くない。でも、ほんとうの意味の『頑張る』とは、そんな浅い意味じゃないよね」
「えっ」
「『頑張る』の『頑』は元のページ(頁)と書くね。
自分の元のページとは何?自分の元とは?それは神さまの自分でしょう?」
わたしは、はっとしました。
ちなみに「神さま」とは、なにか宗教の教祖のことではありません。
(わたしは個人的には、特になんらかの宗教の信仰は持ちません。けして宗教や信者の方々を批判するつもりもありません。)
「神さま」については、国民教育の父と言われた教育者・哲学者の故・森信三先生の言葉をここで引用したいと思います。
ちょっとムズカシイけど、わたしの中の神さまとは、森先生の言葉と同じです。
「神とは、この宇宙をその内容とする根本的な統一力であり、宇宙に内在している根本的な生命力である。そのような宇宙の根本的な統一力を人格的に考えたとき、これを神と呼ぶわけです。」(『修身教授録』より。黄色マーカーは中川)
さきほどの、先生とのやりとりに戻ります。
頑張るとは、神さまに戻ること・・・・先生のこの言葉は衝撃でした。
「頑張るって、神さまに戻ることなんですか??」(@_@;)
「そう、そして『張る』とは、光を張る。
だから、頑張るの本当の意味とは、神さまに戻り、光を拡げること」。
わたしも含め、多くの人は自分の力のなかで頑張るから、エネルギーは枯渇して、しんどくなるのか。。。。
神さまに戻ったら、エネルギーは循環して、こんこんと湧いてくる。
それがほんとの頑張ること。
そのために、じゃあ、どうするの??
それについては、また実践をするなかで体験を通してここに書いていきたいと思います。
まずは「自覚」
そして「言葉を立てる」「実践する」
そのうえで「天におまかせする」ということでしょうか???
ブログにするには、あまりに深遠な話題でございました~
中途半端な記事になり申し訳ない~!
お許しを。
ともあれ、ほんとの頑張る、実践していきたいと思います。
2013.11.15