ブログ

心に深い悲しみを抱き続けておれば・・・

今日も早朝から、わたしフル回転でしたぁ!!

いろんな人との出会いもあり、学びもあり、すてきな一日☆

 

 

で、今日の最後は、大切な古い男友だちKさん、Yさんと久々に再会、ビールで乾杯。

二人とも、時期は違うけど「もう死にたいワ・・・」と一時期人生の行き詰まりを感じたことのある人たち。

 

 

あの頃は会社に行く通勤電車がこわかったナ、とKさん。

ホームで並んで電車を待つのだけど、身体がしんどいものだから、座るために1台電車を見送って、次の便を待つのが常だったそう。

だけど、そうやって列の先頭で待っていたら、フッと線路側に身体が吸い込まれそうになり、はっと我に返って、こわくなる。

こわくなるから、また列の後ろに並び、電車を待つ。

そうして再び列の先頭になったら、また恐怖を感じて、列の後ろへ・・・を繰り返して、なかなか会社に行けなかった、と話してくれた。

 

わたしは彼の立ち上がれない苦しみ、悲しみの時期を知っている。

立ち上がれないのは、愚かだからでもなく、弱いからでもなく、一生懸命生きているから。

人一倍一生懸命生きている人は悩む。止まる。

だけど、それは長い文章ににおける「句読点」みたいなもので、次につながるための過程。

 

冬のあとは絶対春が来る。これお約束。

今日のKさんの楽しげな様子に、そのビールの飲みっぷりに、うれしくなるわたし。

人は生きている限り、ぜったい回復してゆくんや、と!!

さらに彼から感じるのは、人生の暗い時期を知っている人は、深く、温かいということ。

 

ずいぶん昔、20代の頃、恩師に教えてもらった言葉で常懐悲感心遂醒悟 (じょうえひかんしんすいしょうご)という忘れられない言葉があります。

法華経の言葉なのかな?

意味は、心に深い悲しみを抱き続けておれば、いつか悟りへと導かれる、ということらしいです。

あの時、20代の時にはその意味はわからなかった。さっぱり。

でも今は解るようになってきたかな!

大きな悲しみを知っている人は、その分心も大きい。

 

Yさんは、今もまだかなりしんどくて「チヅコ~!ヘルプ~!」なんて言ってたけど、言えるだけ余裕!?

きっとこの次会うときは、みんなみんなお互い、もっと元気で、さらに成長してますよね!

んじゃ、次の乾杯する日を楽しみに!

我が良き友よ!チャオ!

 

ありがとうございます^^

« »

トップに戻る