ここしばらくの不安サイクルのこと
久々の
不安サイクル激まわり。
講座では・・・不安サイクルに陥ることなんて「もうわたし、無くなったんですよ~!」って本気で言っていたわたしなのに。
ここ3日間。
グルグルグルグル不安な気持ちが湧いては振り払って。
また湧いてきては振り払って。
わたしの大切な親友の息子さんが交通事故に遭われた。
父親である友人が、救命搬送先から連絡をくれた。
「覚悟をしないと・・・」と医者から。
大丈夫よ、と言いたいのに、そんな無責任な言葉は出てこない。
ただ「祈るよ」って、それだけ。
「ありがとう」。
家族ぐるみのおつきあいだから、ご家族の様子もお察しできて、苦しい。
どうかどうか、奥さまを支えてあげてね。
同じ母親として、苦しくて息ができない。
事故に遭われた息子さんの、照れたような笑顔も思い出される。
あぁ、神さま、まだあの子を連れていかないでください。
お願い。
「これでよかった」って、心の中で言おうとしたけれど、なかなか言えない。
苦しい。
とにかく、とにかく、心の中で高速で「ありがとうございます」といい続ける。
涙がぽろぽろ溢れてきて、かまわず、ひたすら「ありがとうございます」を。
こちらから電話しても、メールをしても連絡はつかない。
あぁ、どうなんだろう。
事故から1日目が過ぎ。
身を切られるような時間と共に2日目も過ぎた。
昨日の早朝、彼から着信があった。
そのとき駅のホームにいたわたしは、バッグを引っ搔き回し、スマホをつかみ出したのだけど、電話は切れた。
かけなおしたら、もう繋がらなかった。
また広がる暗い雲・・・
どうしたの、なにがあったの、どうなってるの。
いてもたってもいられない。
無限の無限の調和が無限に無限にいっぱいありがとうございます。
無限の無限の調和が無限に無限にいっぱいありがとうございます。
無限の無限の調和が無限に無限にいっぱいありがとうございます。
電車のなかでも涙がこぼれて。
でも「無限の無限の調和」という言葉に身も心も委ねていたら、静かに落ち着きがよみがえってきた。
無限の無限の調和が無限に無限にいっぱいありがとうございます。
無限の無限の調和が無限に無限にいっぱいありがとうございます。
無限の無限の調和が無限に無限にいっぱいありがとうございます。
そして昨日の夜、彼から連絡があった。
「一命をとりとめた。奇跡だといわれた」と。
あぁ・・・・!
神さま!ありがとうございます!
彼は話してくれた。
「昨日の朝、俺、これからどうしたらいいんやろう?と、あなたに電話してしまった」
「でも、神さまが、息子をまだここで必要としてくださるなら、生かされる・・・そう心の中から声が聴こえてきたんや」
「生かされた限りは“思し召し”“お返し”・・・そう聴こえてきて、その声で、気持ちが落ち着いた」
「“ありがとうございます”や。ほんまにこの言葉しか出てこんわ。感謝しかないわ」
息子さんは、一命はとりとめたものの、社会復帰まではまだ日にちはかかる。
でも、あぁ、よかった。
「これでよかった」やっと言える。
事故直後は、どんなに言おうとしても、辛すぎた。
自分を奮い立たせないと言えなかった。
講師のお役割をいただいているけれど、申し訳ないことに、そのわたしだって、講座でお伝えしていることが完璧にはできないんじゃないか!と痛い思い。
でも今は言える。
今なら言える。
歌うように言える。何度でも何度でも。
「これでよかった。
わたしはこの事態から、学び気づき成長します。
だからこの事態はわたしにとって必要最善です。
その意味は近々わかります。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。」
神さま、ありがとうございます。
2014.11.22