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今のなかにすべてがある・・・自分の使命の見つけ方

わたしは本当に本を読むのが子どもの頃から大好き。

いつでもちょっとしたスキマの時間にさえ、読む本がないとうずうずしてくるので、常に3冊は持ち歩いている。

だから・・・・いっつも荷物重いがな~~っっっ笑!

今では年間100冊くらいかな、以前はもっと読んでいました。

びっくりするほどの多読ではないけれど、少ない方ではないと思う。

 

で、よく訊かれるのが「どんな本が好きですか?」「おすすめの本は?」

・・・・って

知るか~い!

 

だって、アナタの好みの本わたし知らないし、そのうえ、どの本も読んでるそのときは面白いのだもの。

 

とはいえ、、、、繰り返し読む本は自ずと限られてきます。

 

今日はラジオ【中川千都子のありがとうのじかん】生放送の日だったのだけど、番組中に一冊の本を紹介しました。

 

それは伊勢修養団の中山靖雄先生の『すべては今のためにあったこと』(海竜社)。

この本はわたしも何度も繰り返し読んだ大切な本です。

中山先生は、修養団の道場長として長年務められ、日本人の生き方や、真理のことなどを講演や研修のなかで伝えてこられた方。

今年の三月に永眠されました。74歳。

わたしも生前お目にかかったことが何度かありますが、そのときのお話に胸を打たれ落涙したのを覚えています。

 

今日、ラジオで放送させていただいた内容は、本書よりこの部分。

 

「未来」に使命はありません。

「今」の中にすべてがあります。

今のことを一生懸命やっていれば、

必ず使命に出会います。

 

先生はおっしゃいます。

「使命とは、自分であれこれ探して「わかる」ものではなく、自然に「回ってくる」ものだ、と。

そして、ご縁が回ってくる自分になるためには、「天から与えられている役割を喜んでさせていただくこと」とのこと。

いま与えられた役目を精一杯果たすことがご縁の回ってくる自分になる唯一の方法。

役目を果たすうちに、「あぁ、嬉しいなぁ、ありがたいなぁ」と感謝の気持ちが湧いてくる。

それは自分の使命への活力となる。

 

わたしたちは、つい現実ではなく、未来にこそ“良いもの”があるがのごとく、今このときをおろそかにしがち。

「今」には過去に起こったすべてがあり、

「今」に未来の可能性のすべてがある。

 

中山先生のお言葉は深いです。使命を見出す方法はただ一つ、目の前のことに全力で取り組むということなんですね。

たとえどんなに愚直に思えても。

どう生きるか・・・びしっと正される思いです。

 

ありがとうございます

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