【ご質問】我が家の外壁の色が気に入りません・・・
いつもHPをごらんいただき、ありがとうございます
今日は、ペンネーム桜さんより、ご質問をいただきましたので、それに対してわたしの思うことをお話したいと思います。
【ご質問】
「Chiz-宙メールやブログ ありがとうございます。
いつも楽しみに読ませてもらってます。
実はちょっと落ち込んだことが。。
この度 外壁を塗り替えたんですが 楽しみにしていた色と全く違っていてがっかり。
当面 塗り替えることはできなくて。。
家に感謝の気持ちを持って
ありがとうございますを唱えていたら 以前のように家に帰ってホッとできるマイホームに戻りますでしょうか?
お返事頂けると嬉しいです。桜」
う~ん
なるほど。
お家は人生のうちの大半を過ごすところですから、
たしかに切実な問題ですね。
ところで、外壁の色合いのがっかり具合はどの程度でしょうか?
がっかり度数100・・・・ただちにこの家を出ていきたい!外壁のことで何もかもやる気が失せた。
がっかり度数80以上・・・寝ても覚めても気に入らない外壁のことを考えてイライラしている。
がっかり度数60以上・・・一日の大半を外壁のことを考えて暮らしていて辛い。
がっかり度40以上・・・一日のうちときどき外壁のことを思ってひどく後悔している。
がっかり度数40未満・・・たまに外壁のことを思いだし後悔するが、仕方ないかと思っている。
桜さん、いかがですか?
えっ!?
がっかり度数100ですか?
・・・・だったら、時間とお金はかかりますが、外壁を塗りなおしてください。
でないと、桜さんの人生が無駄に消耗されてしまいます。
ありがとうを言っても外壁の色は変わりません。
ほんとにほんとにどこをどう見ても「絶対いやな色」「不快な色」なら、もうそれしか手はありません。
でも・・・ほんとに100ですか??(^o^)
だって
その外壁の色を選んだのは桜さんやご家族ですよね。
カタログでみて決めて・・・実際に塗ってもらったら・・・イメージが違っただけなんじゃ?
つまり
当初は無数にある色の中から、今回の外壁にご縁ある色を自ずと選んでいるわけです。
だったら・・・
少々ニュアンスの違う色合いであったとしても・・・人はだんだんと環境に慣れてきます。
見慣れていない色にもなじんできます。
人は見事に順応する生き物ですから、今は違和感があっても
それはやがてなくなります。
人は常に反省や後悔を繰り返しています。
ああすればよかった。
ああしなければよかった。
ほかにやり方があった。
意思決定するたびに、どんな道を選んだとしても、なんらかの反省や後悔はついてくるものです。
だから
ただちにすべきことは
「それはその時点でベストな選択だった」
ときっぱりと割り切ることです。
そのうえで「ありがとうございます」、です。
「ありがとうございます」をたくさん心で言うことで、壁の色は変わりませんが、
自分の中の不均衡なものが調和されていきます。
そうなると今ある中から「恵み」を見出せるようになります。
恵みを積極的に発見してゆくことで心は平和を取り戻します。
コツはプラスの言葉を駆使することです。
・新しい色で新鮮だな
・よくよく眺めたら深い色合いだな
・職人さんが一生懸命塗ってくださったんだな
そして
・こんなお家があることがありがたいことだな・・・ということに、きっと新たに気づけると思います☆
反省や後悔は、そこから進んで学ぶためのものですが、
一瞬一瞬新たに新たに今ある恵みを受けなおしていたら
反省する間もないくらい「ありがとうございます」でいっぱいになりますよ!
桜さんのすてきなお家にカンパイ!
桜さんの素晴らしい毎日にカンパイ!
ますます輝く人生を!
ありがとうございます
2017.3.15