6月18日大阪北部地震の日の中川家 実況中継
大阪の地震から1週間余りが経ちました。
ご心配くださった皆さま、ほんとうにありがとうございます。
お陰様で無事に過ごしております。
とはいえ、震度6。わたしの住んでいるマンションは11階なので、建物ごとぐわんぐわん揺すられているかのような大揺れでした。
23年前の阪神淡路大震災を思い起こす揺れでした。
わたしはまさに出かける直前で、洗面所にいたのですが、棚などからいろんなものがガラガラ音を立てて降ってきました。
タオルなんかだったらいいけど、並べていたヘアケア用品や洗剤や漂白剤なんかのストックが頭のうえに降ってきて痛い~、ポカポカとまるで頭たたかれてるみたい。
足の上にも容赦なくいろいろ落ちてくる。こんなもの棚の上にあげてたかなぁ?というようなものまで。
向こうのリビングでも相当な音がして、なにやら崩れ落ち、壊れている音がしています。
わたしは洗面所の棚を支えながら「ありがとうございますありがとうございますありがとうございます・・・・・絶対の中心無限大の外はるかかなた無限の無限のかなたから全方向からすべてのすべてへ・・・・」自ずとお祈りの言葉があふれてきました。
怖いはずなのに怖いのではなく、妙にどっしりしている自分を感じていました。
そして心、というか、腹の底から「ありがとうございます」がわいてきました。
23年前の地震のときは「きゃー!助けて!助けて!」と叫びました。
だけど今回は違った。
あー。これって、
どんなときでも「ありがとうございます」が言える、そんな自分に近づいているのかな、と思えました。
そしてもし今日が最後の日だとしても「もうただただ、ありがとうございますしかない」とまで思っていました。
その日になったとしても、淋しさも悲しさも悔しさもなく、とても落ち着いた気持ちに自分ながら不思議。
お祈りを口ずさんでいる間にひどい揺れがやがておさまりました。
まだちょっとぐらぐら。
それでもどうやらあの突き上げるような衝撃はおさまった模様。
「えっ、あれっ」
「あっ、わたし生きてるわーーーー」
あーーー、そうか、
まだ肉体を持ってこの世でのわたしのお仕事があるんだな、と思いました。
だったら。
しっかり神さまに喜ばれる生き方を重ねていこう。
神さまだけをお相手にしていこう。
あらためて強く強く思いました。
神さま以外のこと、みんなみんなみんな小さい!!小さい!!!
あほみたいに小さいことばっかし。
なんのために生まれてきたのか?
なんのためにこの身体を神さまから預かっているのか?
わたしはまた自問自答しました。
答えは一つです。
今回の地震はあらためてその答えを確認させていただく機会となりました。
洗面所から一歩でると、リビングはむちゃくちゃになってて、その奥の部屋にいた夫が入口をふさがれ、部屋からでられなくなっていました。
「おーーーい、助けてくれぇい」
でっかい身体の夫の弱弱しい声に(←こんなん書いたらあとで怒られる笑)、思わず笑いました。
「よっしゃ、助けたろ」
どんなにむちゃくちゃになってても、一個一個片づけたら片付くんやなーーーとこれまた新たに感じました。
無事夫を救出し、全部笑い話になりました。
どこに隠れていたのやら、猫の小虎ものこのこと出てきました。
ありがたいことです。
新たなる無限の無限の護りが無限に無限にいっぱいありがとうございます
2018.6.26