【太陽と青空を運ぶ生き方のヒント100】№.17「もの言わぬものと会話する」
友人のちよちゃんは、毎朝家の近くの神社までウォーキングするのが日課です。
毎日神社の木々に「おはよう」と声をかけながら、同じコースを歩いています。
ある日のこと、ちよちゃんがいつものように木の一本一本に挨拶しながら神社の杜を歩いていると、なんだか異変を感じる木に出会いました。
周囲を見渡してみてもいつもとはなんら変わりはない様子。
気のせいかな〜とその場を後にしようとしたものの、なーんか心に引っ掛かってしょうがない。
ふと木肌に手をやると、掌からとてもざわざわと不安な感じが伝わってくるのです。
なんでだろう???
木に手を当てたまま視線を上に上げてみると・・・!!
なんと木の上方には
わら人形が打ちつけてあったのです。
ちよちゃんは驚いて社務所に連絡したそうなのですが、、、。
呪いのわら人形だなんて、そんな恐ろしいことほんまにする人いてるんやな〜と、その話をちよちゃんから聞いたときはびっくりしましたが、
それと同時に深く感じたのは、
木も人も
本来つながりあっている、ということです。
すべてはエネルギーの塊で、常に情報を発信していることを感じたのです。
あらゆる情報のそもそもの目的は、「より良くあるため」、
すべてのものが「より良くあるため」の無数の情報をいつも発信し続けている。
人はより良くあるために、己れを磨く努力をし、そして互いを助け合う。
これは人と人の間ではやっているし、目指してことかもしれないけど、相手が人でなくても同じ。
ただ相手が人でない場合の違いは、それが「もの言わぬ相手」であること。
【太陽と青空を運ぶ生き方のヒント】
No.17 もの言わぬものと会話する
もの言わぬ相手の情報をキャッチするためには、日頃から「会話する」こと。
その心がけの中で、そのセンサーは鋭敏に反応してゆくと思います。
人間も会話を重ねていくことで互いを分かり合えていくけれど、それときっと同じこと。
今回はちよちゃんが木を助けた話ですが、きっと木も普段からちよちゃんをサポートし続けてきていたのだろうな〜。。。
今日も無限の無限の護りが無限に無限にいっぱい
ありがとうございます
2020.5.2