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K子さんと「幸せ調査員」の話

 大阪のChiz-宙に通っておられるK子さんは、いつでもどんなときでも平和そのもの、温かいオーラを発しておられるすてきな女性。

ご家族がご病気のときも、「これも神さまがいいようにしてくださっているんだ」とごく自然に受け止めてうろたえたりなさらず、しっかりとその時その時に心をこめてやるべきことをきちんと果たして過ごしておられました。

 

 

 ある日、そんなK子さんにあるお友達に話しかけらてこられました。

 

「K子さん、いつも幸せそうやねぇ・・・」(いぶかしげな顔)

「そうなの、私いつも幸せなのよ~」(にこにこ)

「何がそんなに幸せなの」(疑ってる顔)

「何って、別に理由はないけど~、でもいつも楽しくてありがたくて」(にこにこ)

「でもK子さん、娘さんもまだ結婚もしてないのに」(うちの子は結婚してるのよ!)

「そう、結婚はしてないけど、でも娘が好きなことをやっててくれて、元気で幸せよ」(にこにこ)

「でも孫がほしいでしょう、孫もいないのに幸せなの」(うちは孫いるわよ)

「孫がいたらいたで、きっとまた幸せだろうけど、私、孫がいようがいまいが、いま充分幸せなのよ~」(にこにこにこ~)

「????」(わからん・・・・?)

 

 お友達は、今のK子さんに「無いもの」をあれこれ挙げて、「しあわせ調査」をしてきたそうです。

K子さんの答えはいつも同じ。

 

 

「幸せなのよ~」

 

 

K子さんは、朝起きると「あぁ、今日も幸せやわぁ」と幸福感がこみあげてくるそうです。

別になんにもないのに!

そう!

 なんにもないときの幸せこそが”真の幸せ”

 

 

 

 思い通りになって幸せなのは=条件付きの幸せ。

 

 ・お金があって幸せ ・試験に合格して幸せ  ・就きたい仕事につけて幸せ ・病気が治って幸せ ・好きなことができて幸せ  ・要るものが手に入って幸せ ・パートナーがいて幸せ ・健康で幸せ  ・子供が(孫が)できて幸せ ・優しくしてもらえて幸せ  ・認めてもらえて幸せ ・災難を避けられて幸せ ・やることなすことうまくいって幸せ・・・・・

 

 

 

 どれもこれも、確かになかなか魅力的ですが、”虚の幸せ”、条件付きの幸せです。

その条件がなくなったとき「幸せでなくなる」、砂上の楼閣です。

 

 

本当の幸せ、真の幸せは

自分をとりまく「環境」ではなく、どういう状態でも完全完璧円満を味わえる自分自身でいること。

 

 

朝目覚めたときに「あぁ幸せ」と自然に思えてくるK子さんは、まさに真の幸せの人。

真の幸せとは、モノサシで比較して一喜一憂するようなものではなく、まったく揺るがない根っこなんだなぁ~と、K子さんのお話からあらためて感じさせていただきました。

 

新たなる無限の無限の幸せが無限に無限にいっぱい

ありがとうございます

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