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2023年節分明けの新年に誓うこと~機械仕事と手仕事の違い、、、、

新宮運送社長の木南一志さんからは、毎月「こころ便り」という通信をいただきます。

 

その通信からは、毎回、考えさせられるエピソードや提言や学びをいただくのですが、昨日届いたお便りには、こんな短い詩のような文章が添えられていました。

 

 

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技術と技法

 

たとえば宮大工さんの仕事。

技術というのは、曲がった木をまっすぐに仕上げて柱にすること。

技法とは、曲がったままを活かすことだそうだ。

これは機械ではできない。

コンピュータに入力して形はできても耐えられない。

力を活かすことができないのである。

仏像を槍鉋といわれる道具で削る。

機械で削ったのと何が違うか。

雨に濡れるとすぐ分かるのだそうだ。

人間が削るとスッと乾くが、機械の削りだしは黒カビが生える。

 

見た目ではない。

中身なのだ。

心を籠める仕事がしたい。

千年も先の子孫に伝わっていく。

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コンピュータが発達し当たり前となった現代、ロボットの存在もごく近い将来ふつうになっていくことでしょう。

でも心をこめることのできるのは、人間だけができる仕事。

見た目は同じでも、そのものが持つエネルギーはまったく違う。

コンビニで買ったお弁当とお母さんが早起きして作ってくれるお弁当の味が違うように。

 

 

木南さんの文章から

機械で削った木彫りと手で削った木彫りの違いを初めて知りました。

機械削りのものは黒カビが生え、手掘りのものは生えないとは、、、、驚きです。

素材は同じなのに。

 

 

 

見た目は同じでもそのエネルギーは違う、とさきほど書きましたが、

エネルギーとは「愛」と言い換えてよいのかもしれない。

あるいは「真心」とも。

そのものに寄せる心は「愛」であり「真心」そのもの。

 

 

 

どんな仕事であっても

「愛」を「真心」をこめて取り組んでいくこと。

 

 

 

2023年の新年は節分明けの

今日2月4日から。

 

この日に

目の前にいただくあらゆる仕事に

「愛」を「真心」をこめて取り組んでいくことを

誓います。

 

ありがとうございます✨

 

 

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