悲しい事件に心乱されることなく…
毎日つらい事件が新聞をにぎわせています。
親日国であるバングラディシュでのテロ事件もそうです。
志高く途上国で役割を果たされていた日本人の方々を含む、20名の尊い命が失われました。
心からお悔やみ申し上げます。
こんな報道に接すると心が塞がれ、悲しみを感じるのは人として当然のこと。
しかし
だからこそ
明るい心を持ち直し
未来を信頼したいと思う。
清らかな心でいることを
自分に約束しようと思う。
怒りも恐怖も不安も憎しみも・・・
なにも明るいものは運んではこないから。
詳しい記事は読んではいないけど、
今回のテロ事件の実行犯(18歳、警察により射殺)の父親が苦悩の中で謝罪をされたとか。
「息子に代わって全世界に謝罪しなければならない」と。
その悲痛な胸のうち。
あぁ、みんな悲しんでいる。
この父親だって、息子を愛しているだろうに。
目に映るものはさまざま。
被害者だったり加害者だったり、裁く側であったり裁かれる側であったり、近い存在であったり遠かったり、濃い関係だったり無関係だったり。
だけどすべてはもともとはひとつ。
起こったことは遠い世界で起きたのではなく、わたしの目に入ってくる現実で起きた。
肉体だけが自分、肉体だけが人だと思うと辛いことばかり。
痛いことばかり。
ほんとうの私たちはそんな小さなものではなく。
だから今日も
心乱されることなく、目の前の人を祈るように、ただただ祈ります。
良きものに心を向け続けます。
ありがとうございます
2016.7.5