女ふらりと高野山へ・・・いのちの洗濯のひとときでした
昨日は
ふらりと高野山へ。
もう夏はいずこ?
山はすっかり秋の気配でしたよ。
思いがけず「霊宝館」 (http://www.reihokan.or.jp/)では、ふだん一般には公開していない国宝や重要文化財を特別公開中でした。(~9/23まで開催)
きゃー!ラッキー!
訪れている人はまばら。
静寂の中で仏像や仏画をゆっくり拝見。
どんどん静かになってゆくこころ。。。
特別公開になっていた運慶(教科書にも出てきましたね!)作の八大童子像、
一つ一つじぃっと見つめるうちにほんと不思議
目の前の像が
体温や柔らかさを発し始める(ように思える)のです!!
そのうちの一つ矜羯羅(こんがら)童子、見る角度によって、うっすら涙を浮かべているように見えて心を動かされました…
なにか話しかけられるような感じ…
ここでは、「胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)」「金剛界曼荼羅(こんごうかいまんだら)」の両曼荼羅が向い合わせで展示されていました。
曼荼羅とは、本来の意味は”本質、中心、精髄などを持つもの”を表し、仏教では、仏の悟りとその世界を意味するそうです。
この不思議で美しい曼荼羅の絵図からは、とにかくとてつもないパワーが理由もなく感じられました。
わたしはその二つの曼荼羅の間に置かれていた長椅子に座り、「胎蔵界曼荼羅」に向き合いながらしばらく瞑想をしました。
(写真はお土産に買った印刷物の曼荼羅)→
短い時間にも関わらず、自分でも驚くほど、深い瞑想に!
知らず知らず涙があふれていました。
そして湧きあがってくるのは
静かで揺るぎない幸福感。
ああ、わたしがわたしであることにありがとうございます。
すべての出会いにありがとうございます。
すべての出来事にありがとうございます。
素晴らしい初秋のひとときでした。
ありがとうございます。
2013.9.2