本日は神戸で講演☆さて、素直の初段になるには・・・
9月になってから、講演で呼んでいただくことが増えています。
先週も、そして今日も区役所さんのお世話で、神戸で講演をさせていただきました。
とってもうれしいことに、一度あるところで講演をさせていただくと、そこで話を聴いてくださった方が「うちの地区でも話をしてほしい」…というふうに、次々ご依頼をいただくような感じで、あちこちに行かせていただいています。
ウチの息子などは
「お母さんの話を聴くために、わざわざ集まる人がいてるなんて!オレ信じられへん~!」
・・・と言ってますがね!(笑)コラッ!息子よッ!!
さて、今日の会場にお集まりの皆様は、地区の民生委員をなさっておられる方々。
お歳は、わたしよりずっと人生の先輩でおいでです。
とても熱心に耳を傾けて聴いてくださり、講演後も活発に質問もいただきました。
何人かの方が
「先生、今日来てよかったです。元気でました。さっそく家でも実行しますね」
人生の大先輩の方々に「先生」と呼ばれるのは、少々落ち着きませんが、皆様のこの素直な気持ちに感激します。
でも・・・立場が逆だとして、もしわたしだったら、こんなに素直になれるかしら?
わたしだったら、もしかしたら「フン!こんな小娘?が何を言うんじゃ!わたしゃ、あんたより何十年も生きとるわい!」な~んて思うかもしれないなぁ・・・
“運のいい人”の特徴は「素直」「人の話を聴く」。
あのパナソニックの創始者・松下幸之助さんはとっても大きなお耳をされていましたが、あの耳で部下など目下となる方々の話もフンフンと聴かれたとか・・・
そして、毎日毎日「素直になること」を天にお祈りされていたのは有名な話です。
あるとき、幸之助さんが「僕は素直の初段になるのに30年かかったよ」と側近の方に言われたそうです。その言葉の意味をお尋ねすると、「将棋では1万回対局すれば初段だと聞いている。素直になりたいと毎日毎日願っておれば、1万回になる頃、つまり30年間で素直の初段になれる」との答え。
・・・・ということは、その時点で、幸之助さんの「素直」の祈りは、毎日毎日…30年間続けられていた、ということなんですね、スゴイ!
それにしても30年でやっと初段です。
いったい名人にはいつなれるのか。その問いに幸之助さんはこう言われたそうです。
「素直の名人は神さんや」。
素直の有段者、感謝の有段者、謙虚の有段者・・・いつかいつか、きっと!
ありがとうございます
2013.9.10