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息子の進学問題!太陽と冷蔵庫の下には・・・?

昨日は、ウチの上出来の?!息子自慢をこのブログでさせていただいて・・・失礼!
親バカとお笑いくださいまし。
今日もそれに関連した話をチョイと思いだしたので書きます。

 

ウチの息子・タクマは、自分のことより人を喜ばせることが自然にできるスゴイやっちゃ!というようなことを昨日は書いたのですが、このことをわたしが最初から“心から”喜んでいたのか、というと実は違うんです。
いつでも友達に良いところを譲る息子をはがゆく思うこともしばしばありました。
たとえばここに3つのお菓子を囲んで、4人の子どもがいたとします。
すると、息子は必ず「オレ、ええわ」とスッと一抜けるんですな。
これが大人だったら、遠慮の仕合いあるところ、でも子どもたちだから、次の瞬間にはトーゼンさっと三つの手が伸びて、お菓子はパッとなくなります。
息子が小学校4年ぐらいのときだったか、偶然、公園でこういった光景を見かけ、「もっとガツッといかんかい!」と息子を頼りなく、情けなくも思ったりしたものです。

 


「こんな調子でお人よしやったら、そのうち友達に利用されるのと違うやろか・・・?
中学行ったらイジメられるんと違うやろか?」
そんなあらぬ不安ももたげてきたわたしは、小学校6年のある日、ダーリンに相談しました。

 


「中学はおんなじようなお坊ちゃまの通う私立にいかせたいわ。
公立はいろんな子が来るから、タクマの性格では、やんちゃな子にイジメられると思う」

するとダーリンは
「タクマは、そんなヤツに会わん!」
ビシッ!!と言い切るではありませんか~!
ええええ~!?
な、なにを根拠にそんなに言いきれるん~!?


「そんな、わからんよ、いろんな子がいるよ、きっと。
○×小学校から来る子はにはワルもおるらしいし・・・」

「タクマは大丈夫や。そんなんに会わんて」(涼しい顔)
「なんでそんなこと、わかるんよ~?
(もぉ~!ええ加減なこと言わんといて!ちゃんと心配しろよ~怒
)」

「・・・オマエはな、誰もが太陽の下を好きやと思ってるやろ?」
「へっ??(な、なんですと??)」
「オマエは、みんなが太陽の下が好きやと思ってるんか知らんけど、違うんやで。
ゴキブリは冷蔵庫の下に集まるやろ?冷蔵庫の下が好きなんや。
太陽の下には出てけーへんのや。
タクマは、冷蔵庫の下には行かん。いつもお日様のもとや。
そやから、ゴキブリに出会うことはないんや。
・・・だから、あれこれ心配はいらん」

 

えっ!
えええ~っ!
ふ~む。
あー。
そうなん?

 

・・・なんか、わかったような、わからんような、ダーリンの話。
しかし妙~に納得させられてしまい。
で、タクマはその後、公立中学に入学、良い先生、良い友達、本当に楽しそうに充実した3年間を過ごしました。
もちろん、わたしが心配したようなことは一切なく。
その後も高校、大学生の現在も、本当にすてきな友人に囲まれ、きらきら青春を満喫しています。(写真は中学卒業時。ちなみに、わたし、演歌歌手でもチーママでもありませんぞ!!笑)


 
ともあれ「心配」より「信頼」ですね!
ダーリンさすが~!
ありがとうございます。

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