喜びの心でお料理を作ることは・・・
料理(食事)を作るときの心構えによっては、自他共に幸せになり、不幸せにもなるのです。
家庭において、毎日毎日朝昼晩と食事を作るにあたっても、喜びの心で料理を作れば自他共に幸せになるのです。
義務的にイヤイヤ作れば、自他共に不幸せになるのです。
食事は単に物質を食しているのではなく、神さまの「いのち」を、食物を通していただいているのです。
万物の大犠牲精神(=愛)の発露としての「いのち」の捧げ物をいただいているのです。
深い深い感謝の心でいただかなければ、恩知らずな忘恩の徒に成り下がるのです。
感謝と喜びと賛嘆の心で、食物を最高に生かし輝かせてこそ、食物の天命が全うされるのです。
食物の大犠牲精神(愛)に対して、真心こめて深く深く感謝しなければならないのです。
そのための尊い役目としての食事作りなのです。
食事作りをわずらわしい雑用などと考えていては、無知からくるおろかな過ちを繰り返すことになります。
けしてつまらない雑用などではなく、最高に尊い仕事です。
悟りへの具体的な実践道です。
悟り(感謝三昧の心)を深めるために、具体的な感謝の対象(食物)を与えられて、感謝を無限に深めてゆく絶好の機会です。
料理を作るときは、無限の無限の喜び(楽しい・嬉しい・ありがたい)の心で、食事作りに励むことが大切です。
喜びのこめられた食事は、美味であり、薬ともなり、健康を与え、幸せを増大してくれるものです。
ありがとうございます
*出典『ありがとうございます』
2016.1.13