わたしがラジオをお届けするたった一つの理由
今日はラジオ【中川千都子のありがとうのじかん】の放送日でした。
わたしとアシスタントのまなみちゃんがこの放送をさせていただいている理由。
それは・・・
ほんの少しでも
人の心に灯火を点せる(ような)ことを拡げていきたいからです。
もうたったひとつ、それしかない。
ね、新聞の見出しをみてください。
テレビのワイドショーやニュース番組を観てください。
幸せになりますか?
希望が湧いてくる?
人を信用したくなることであふれていますか?
答えは・・・・NO!
だけど、
じゃぁ、愛や信頼、夢などないの・・・・?
それも
NO!!
2週間前、草野球チームのメンバーの方々から「ありがとう便り」をいただきました。
「ありがとう便り」は「誰かに伝えたいありがとうを勇気を出して伝えるコーナー」。
少年時代からの草野球チームの一員、ヒコさんは、昨年末、病の末に亡くなられた。
そのヒコさんへの「ありがとう便り」が番組に届いたのでした。
メンバーの一人ひとりのヒコさんへの思い、私たちも胸を打たれながら放送させていただきました。
涙を拭いながら。
放送後、ヒコさんのお友達や、そしてヒコさんのお母様からもお礼状が届きました。
わたしはそのみなさまの文面から立ち上ってくる、温かいこころとこころの紡ぎだす美しいものに、ただただ胸を打たれるのです。
そして、
人間てすばらしい
・・・・そう思えるのです。
どんなことがあったとしても、そこから気づき、学び、前に進めるのは人間の特権。
猫も犬もどんなに知性あるイルカにだってできない。
人は、苦しみや悲しみをも抱きしめ、やがて自分を立ち上げる温かい力としていける。
わたしは、この人間にだけそなわった美しいものを、自分のできうる範囲でお伝えし続けることができたら・・・と思います。
ありがとうございます
2016.2.11