ホームでもアウェーでも・・・
先日うちの息子のTAKUMAが大阪心斎橋のバリ料理のお店にてギターのライブをしました。
初ライブだったんですよ~
アコースティックギターをちゃんと先生について練習を始めてからは約1年かな?
もう片時もギター手放さないほどの練習ぶり。ほんとに好きなんだなー。
今回思いがけずお店から「うちでぜひ演奏してください」と初めてのオファーをいただき、本人もびっくりするやら 嬉しいやら。
というわけで、
わたしも保護者として?ライブ会場となるお店「ウブドスチ」さんへ。
このお店は、お料理とっても美味しくって、バリ人?のスタッフも気さくで感じが良いです。
お店はほぼ満席。
ライブは2部構成だったのですが、ライブ前半においでだったお客様はとっても好意的。
息子が「今夜演奏させていただきますTAKUMAです」と挨拶すると大きな拍手。
そして演奏中は食事の手をとめて、振り返って演奏を応援してくださいました。
曲はとっても美しいメロディ。
なかなかいい感じです!
一曲終わるごとに温かな声援と拍手。
まぁ~ うれしいこと。
前半の演奏が終わると休憩。
お食事を終えたお客様がたは帰っていかれるのですが、帰り際
「いい演奏聴けてよかった!ありがとう!」
「これからもがんばってくださいね」・・・
など、優しい言葉を息子にくださっていました。
前半のお客様が帰られたあとも、どんどん新しいお客様が来られて、またまたお店は満席に。
さて、後半のライブです。
ところが、前半の好意的なお客様と違って、ステージのまん前、若い女性たちと外人男性のグループは、大声でふざけあって音楽聴く気ゼロ。
そんなザワザワした中でTAKUMAが
「今から○○という曲を弾かせていただきます」と曲紹介すると
そのグループの若い女性が
「勝手にせぇや!」と冷たい言葉を投げてきました。
1曲を弾き終えてもその目の前のグループからは一切拍手などなし。
まったく聴く気がないどころか、演奏をかき消す大声ではしゃぎあっているのです。
・・・・まぁ、仕方ないよね、お店はいろんな方の来られる場所だから。
クラシックの音楽会じゃないのだもの。
だけど、わたしは息子が立派だなぁ・・・と思ったのは、熱心に聴く人がいるときも、冷たい言葉を投げかける人がいるときも、なんら変わらず一生懸命心を尽くして演奏したこと。
帰り道TAKUMAは
「今日は勉強になったわ。
初めてのライブで‘ホーム’と’アウェー‘を体験できた」と話してくれました。
ホームであっても
アウェーであっても
環境に左右されないこと。
どんな場面においても自分のやっていくことに良い力を出してゆくことで常に人は前に進んでいけるんだろな!と思えました。
感謝でいっぱい
恵みでいっぱい
今日も良き一日を生かしていただき
神さま
ありがとうございます
2016.11.29