甘えの心は本心開発を妨げる
甘えの心は、本心開発を妨げるものです。
他の善意・好意に甘えているだけでは、業想念(ごうそうねん)の心に陥ってしまうのです。
他に与える量よりも、他から受ける量の方が多くなれば、借り(業想念の心)が増えるのです。
他から受ける量よりも、他に与える量の方が多くなれば、貸し(本心の心)が増えるのです。
不労所得・儲け過ぎ・他からの援助等々は、必ず大きな業想念を背負うことになるのです。
本心開発(悟りを開く)を願う者は、甘えの心を捨て切って、与える心をしっかりと生きることが大事なのです。
世の為・人の為に、どれだけプラスのものを与えたか、日々厳しく反省することが大切なのです。
受けて喜ぶよりも、与えて大きく喜ぶことが、本心の生き方なのです。
甘えの心は直ぐに、求める心に変化するのです。
他からの善意・好意を一度でも受けると、甘えの心は直ぐに、次の善意。好意を期待するのです。
そしてその善意・好意が、いつまでも続くことを求めるのです。
一度切りなのだと思えば、大きく喜べるのに、求める心を起こした途端に、期待通りにならなくて苦しむことになるのです。
甘えて・期待して・求めたら、必ず業想念の心に陥って、七難八苦を味わうことになるのです。
与えて・与えて・与え尽くしたら、必ず本心の心が輝いて、無限の無限の幸せ・喜び・安らぎで一杯になるのです。
甘えの心を捨てて・捨てて・捨て切って、本心の心を生きようとしなければ、本心の心は輝いて来ないのです。
本心の無限力を発揮する場を与えなければ、本心の出番は無いのです。本心を呼び出さなければ、無限の無限の幸せで一杯の自分には成れないのです。
本心の自分を引き出す為には、少なくとも三人前以上の働きが必要なのです。
過去世の借りを返す為に、自立する為に、他を幸せにする為に、この三つの大きな目標を立てて、本心の無限力を発揮してゆくことが大事なのです。
人に・物に・お金に・財産に・地位や名誉に等々に頼ることは、甘えの心を生きているのです。
本当に甘えの心を捨て切るということは、本心の無限力だけに信頼を置くことなのです。
自己内在の神の力、本心の無限力だけが、本当の自分の力なのです。この自分の力を最大限に発揮してゆけば、甘えの心は消えるのです。
だから自分に対して、大きな責任の有る仕事を、与え続けることが必要なのです。
大きな目標を立て、自分の成すべきことを、すべてリストアップするのです。
そして一番大事な・必要なことから、順番に取り組むのです。
本心を引き出す為には、
①すべてに行き届くこと、
②完璧を期すこと、
③スピード化すること、
この三つを常に心掛けることが大切です。
責任を持って果たすべき仕事を、沢山持てば持つ程、本心開発は速く成るのです。
人任せの・無責任な・狡い・甘い生き方をしていては、本心開発は永遠に不可能なのです。
2022.10.2