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新たなる今・此処

新たなる『今・此処』には、すべてが備わっているのです。

この真理に気付きさえすれば、すべての問題は解決するのです。

 

 

過去のすべてを心から放し、新たなる今・此処を受け直せば、既に問題は無くなっているのです。

ここに問題が有るという時は必ず、思い通りにならない時です。

行き詰まって自由が束縛されている時です。

自由自在な時には、決して問題意識は生じないのです。

 

 

 

問題意識とは、過去を掴み、過去に縛られた、自由の無い心の状態です。

過去の過ぎ去って消えたものを、いつまでも掴んで放さないことが、問題発生の根本原因なのです。

 

 

過去に執着し、過去を掴み、過去を放さない心は、業想念の心です。

業想念の心は常に、思い通りにしたくても思い通りにならない、自由になりたくても自由になれないという、心の縛りが付きまとうのです。

業想念の心とは、言い換えれば、過去に縛られた不自由な心です。

その業想念の心のままでは、幾ら自由になろうとしても、決して自由になることはできないのです。

 

自分の自由を拡大する為に、他人の自由を奪えば、必ずその反動として大きく自分の自由が奪われるのです。

他人の領分を侵せば、必ず自分の領分も侵されるのです。

現実世界の有限のものを奪い合っては、決して真(まこと)の自由も幸せも味わうことはできないのです。

 

 

他人のものを奪わずに、他人の領分を侵さずに、真(まこと)の自由と幸せを得る為には、一瞬一瞬新たに、全徳の無限の無限の輝きを、神さまから受け直さなければならないのです。 

 

 

今・此処に、絶対なる神さまの中から生まれ出た自分は、自由自在な本心の自分です。

誰からも自分の自由を縛られることは決して無いのです。 

新たなる今・此処に、絶対なる神さまから受けた無限の無限の幸せは、他から横取りしたものでは無く、神さまから縦に受けたものです。神さまから新たに受け直したものは、必ず自分の運命となって現実化するのです。それは決して他から侵され・奪われることは無いのです。

 

もし自分の運命にマイナスがあるとすれば、それは自分自身が自分に必要なものを、神さまから新たに受け直すことを忘れ・怠っていたからです。

 

自分の運命のマイナスは、決して他の何ものの所為でも無いのです。自分自身が自分に必要なものを、神さまから受け取らなかったという結果なのです。

 

 

宇宙絶対神は、すべての人に無限の無限の幸せを与えても、なお有り余る無尽蔵の幸せを持っていて、もっと多くの幸せを受けてくれるのを待っているのです。

 

 

神さまは無償の愛の持ち主ですから、神さまからは何を受け取っても、返す必要は全く無いのです。

 

しかし神さま以外から受けたものは、必ず貸借関係の縛りの中に自分を置くことになるのです。

他に与えた同じものを必ず受けることになり、他から受けた同じものを必ず返すことになるのは、因縁因果の法則です。

 

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