健さんの遺した言葉
といえば、先日亡くなられた高倉健さん。
日本の誇る名優。
男女問わず世代を超えて、愛された役者さんではないでしょうか。
訃報を聞いたとき、数多くの主演映画のなかでも、わたしの中にふと浮かんできたのは『鉄道員(ぽっぽや)』の駅員姿の健さん。
降りしきる雪と健さんの寡黙さが切なくマッチして、心情豊かに表現されていました。
健さんが残された心に響く言葉をご紹介します。
●人が心に想うことは、誰も止めることはできない。
●拍手されるより拍手する方が、ずっと心が豊かになる。
●人生ってそれ(出会い)だけって気がします。
泣いたり、笑ったり、憤ったり、感動したり…。
●人間にとっていちばん寂しいのは、何を見ても、何を食べても、何の感動もしないこと。
感動をしなくなったら、人間おしまいだと思うんですね。
こんな淋しいことはないと思います。
●何をやったかではなく、何のためにそれをやったかである。
今それが大切に思えてきている。
●人に裏切られたことなどない。
自分が誤解していただけだ。
●人生っていうのは、人と人の出会い。
一生の間にどんな人と出会えるかで、人生は決まるんじゃないですか。
●いい風に吹かれたいですよ。
きつい風ばかりに吹かれていると、人に優しくなれないんです。
待っていてもいい風は吹いてきません。
旅をしないと…。
●僕の中に法律があるとしたらおふくろだよね。
「恥ずかしいことしなさんなよ、あんた」って、いつもそればっかりですよね。
●人生ってそれ(出会い)だけって気がします。
泣いたり、笑ったり、憤ったり、感動したり、すべてが出会いから起きていますよね。
●自分がここで死ぬんだというところを早く見つけたい。
ご冥福をお祈りします。
合掌
2014.11.20