悲しい事件。悔い改め罪を償ったあとは・・・
ある悲しい事件があり
その犯人がわたしの知る人。
世間がとても注目した事件で、被害者のご家族のみならず、おそらく日本中の人々がその犯人を憎んでいると思う。
とても胸が痛い。
わたしはその犯人を小さい頃から知っている。
とてもいい子だった。
明るくて快活な子だった。
その子のお母様も知っている。
きちんとした、礼儀正しいよい方だった。
あの日、なにもかも普通で、おだやかに日は流れていたのに。
あれから何年かを経て、、、、なにがあったのか。
もちろん、罪は償うべきだし、なにより、犯罪は憎むべきもの。
それは誰が犯人であれ、揺るがないのだけれど、、、
少年時代の彼を思い出すにつけ、わたしは彼の奥に今もあるだろう「良きもの」を信じたい。
一緒に歌を歌った。
一緒に感動の涙も流した。
温かい心がそこにあることをわたしは知っている。
なにが彼をそこまでの狂気に走らせたのかわからない。
もしかしたら彼にももはやわからないのかも。
世間を敵にまわし、日本中の憎悪が彼にのしかかる。
あなたは犯した罪の大きさを知り、その憎悪をも受け入れ、生きなさい!
生き直しなさい!
裁きの行方はわからない。
もしも生き直せる時間がいただけたのなら、どうか、どうか後の人生を「神さまのお手伝い」となる生き方を選び、出直しなさい。
時間は巻き戻せない。
だからやり直せない。
やってしまったことはやってしまったこと。けっして消せない。
取り返しつかないことをやってしまったのだから、心から償いなさい。
人生はやり直せないけれど、心をすべてを入れ替えて出直すことはできる。
償ったあとは出直しなさい。
社会がどんなに厳しくとも、出直し、そして、人の何倍も何倍も人を喜ばせる生き方を選んでほしい。
神さまの御手はあなたにも届くはず。
どうかあなたの奥の「良きもの」を大切に、しっかりと神さまとつながって生きることを・・・・・祈ります。
ありがとうございます
2016.3.7