日本人ジャーナリストの死を悼む・・・
おそらくすべての日本人が、友だちか身内のように祈っていたと思う。
ジャーナリスト後藤健二さんの無事を。
今回の・・・むごい悲しい結末に、本当に胸が苦しくなる。
日本の子どもたちに紛争地の子どもたちの姿を伝え続けてきた後藤さん。
つねづね「何があっても自分の責任」と言っておられた。
今日の朝刊に載っていた奥様の声明は、悲しみの言葉と共に、「紛争地で人々の苦しみを伝えてきた夫を大変誇りに思います。」と。
そして、この数ヶ月間の支援への感謝の言葉。
こんなひどい卑劣な“犯罪”に接して私たちがすべきこと。
★動揺しないこと。
おそろしい、とか、こわい、とか、あぶない、とかむやみに自分のなかの不安を駆り立てないことは、なによりとても大切だと思います。
★批判しないこと。
テロリストによる犯罪そのものは憎むべきことではあるけれど。。。。
批判は何も生まん。
・首相の批判や、政府の対応が悪い、とか・・・
・ジャーナリストの自己責任だとか、そもそも危険な地に出向くのがいけない、とか・・・
首相の心労、つらさは、おそらくわたしたちが想像できないほどだろう。
日本政府も懸命に懸命に対応したのではないのか?
それから、ジャーナリスト批判も悲しい。
世の中には危険な地域があり、そこで苦しんでいる人たちを伝え続けていくことを使命とされている人たちがいるんです、世の中には。
その人たちのお蔭で私たちは知らないことを知ることができる。
ホームページに見る後藤さんの取材写真・・・過酷な中でくらす人~とくに子どもたちへの温かいまなざしに心打たれます。
ついでながら、
・イスラム教の批判はお門違い。
イスラム教はちゃんとした穏やかな宗教だそうです。
★感謝すること。
懸命に交渉してくれたであろうヨルダン政府に感謝。
それから・・・・
いまここにある平和にも感謝せずにはいられない。
★祈ること。
祈ること、祈ること、祈ること。
平和を祈ろう。
安らぎを祈ろう。
愛を祈ろう。
祈ること。祈ること。祈ること。
目の前で起こることがらに心奪われてしまわずに「真の神さまだけ!」
ともに祈りましょう。
後藤健二さんの言葉。(ホームページより)
The World With You
世界のどこまでも子どもたちを応援し続けます。
ご冥福を心よりお祈りいたします。合掌
2015.2.2