今日もまた「まぁええか♪」で生きる場合のリスクは!?
すごい人に出会ってしまったなぁ~
世の中、すごい人がいます。
今日のお出会いは・・・兵庫県たつの市で運送会社、株式会社新宮運送代表取締役の木南(きみなみ)一志さんです。
昔はやんちゃした、と笑ってお話される木南さんは2代目社長。
バブル期に社長に就任、「社長業なんて楽勝やんけ~(*^^)v」って感じで、性根もいれずお商売していたら、バブル崩壊後苦しいことに。
経営の苦しみをなんとかしたい、ともがきつつ始めたのが、街頭清掃、トイレ掃除。
今でも早朝から2時間ずっとお続けになっておられるとのことです。
たくさん心に残るお話されたのだけど、とりわけ目からウロコだったのは、「継続と持続は違う」ってことです。
辞書を引いたら漢字の意味はでてきますが、そういう文字の「意味」ではなく、木南さんが体験的にとらえた「継続」と「持続」。
継続も持続も、目に映る現象は「同じ」。
何が違うのか。
木南さんは、街頭清掃を続ければ、誰もが“謙虚”な人になっていくかといえば、そうではない、とおっしゃる。
掃除を続けていて“傲慢”な人もいますよ、と。
たとえばこの街頭清掃の実践一つにしても、単に「持続」して、やる回数・時間を増やし続けている人は(もちろんそれもすばらしいのだけど)、
「おれはもうこれほどの長い期間実践してるんだぞ!・・・アンタ何年目??」・・・
な~んてふんぞり返る場合も無きにしも非ず。
しかし、「継続」している人は違う。
継続している人は、謙虚。
なぜか。
それは、毎回毎回新たに初心だから。
もちろん、実践のたびに、「持続」と同様、やる回数・時間は当然増えていくのだけど、違うのは、毎回「初心」になっている。
それが違い。
だから、重ねた経験の上に胡坐(あぐら)をかくことがない。
ふんぞり返るはずがない。
いつも他より下にいて、他を仰ぎ見ている。
例えるなら、「持続」はどんどん重ねて上に伸びていく棒グラフ、「継続」は、毎回ゼロになる、下に伸びていく棒グラフ。。。。って感じかな?
そして、下に伸びたものは、しっかりと、その人の根っこになる。
わたしは自分自身振り返った。
講演や講座、重ねた経験の上に胡坐かいてない?
「まぁこんなもんかな?」でお茶濁していない?
自分をチェック。
何かにつけ「まあこんなもんかな」とする「まぁまぁの生き方」が80パーセント(0.8)の力加減だとすると
「力を活かしきる生き方」は120パーセント(1.2)。
その積み重ねは5年後にはどれほどの差になるか、最初の一年の力加減を「1」とし、その後は・・・・・
「まぁまぁ人生」
1×0.8×0.8×0.8×0.8=0.4096
「力活かす人生」
1×1.2×1.2×1.2×1.2=2.0736
な、なんと・・・・
その差、五年で5倍の開きになります。単純に。
これ単純計算だけど、きっと、もっとの差になるんだろうな。
今日というかけがえない日を「まぁこんなもんでええか~」なんて言えなくなりそう。
今日も輝く良き1日にします!
ありがとうございます
2016.1.10