やっておいてよかった!~日本を美しくする会大会記念講演より・・・
この10月4日5日の土日は、「日本を美しくする会」の大会でした。
日本を美しくする会、とはなんぞや??
街頭清掃、学校のトイレ掃除など、掃除を通して世の中の荒みをなくし、自身の心磨きをしよう、という認定NPO法人です。
http://www.souji.jp/katsudou/activity.html
わたしは、そのうちの「大阪掃除に学ぶ会」や「淀川掃除に学ぶ会」のなかで仲間と一緒にお掃除を楽しんでやってます。
このたびの大会では、わたしは、総合司会進行役をする、というお役目をいただきました。
心から尊敬している、鍵山秀三郎先生(日本を美しくする会相談役。イエローハット創業者)の講演会に携わらせていただける光栄に、喜んでお引き受けしました。
ブログでも呼びかけたところ・・・なんと、Chiz-宙から20数名ものたくさんの方々が参加なさいました。
4日の鍵山先生の講演会。
たくさんのお客様が会場いっぱいに入って、ドキドキだったのですが、始まる前、舞台袖にて思わぬ出来事が。
「・・・もしかして、中川さんですよね?」
とイケメンが話しかけてくるではありませんか!
えーーーと?
あっ!
かつて、会社務めをしていたときに、一時期一緒に仕事をした仲間が、講演会の開催会場で仕事していたのです。
懐かしいやら、うれしいやら。
彼は本番中、わたしがミスらないよういろいろ気遣いしてくださいました。うれしいなぁ!
ご縁に感謝。
人とのつながりは本当に大切な財産です。
さて、鍵山先生は、昭和36年会社を立ち上げ、自転車一台の行商からスタート。
そのころより、先生はたった一人で街頭清掃、公衆トイレの清掃を始められました。
以来掃除道50年。
ずいぶんと人に嘲笑され、バカにされ、みじめな思い、はかない思いをされてきた、とか。
それでもやめなかった。
なぜか?
せっかく続けてきたのだから、今やめてしまえば、必ずや「あぁ、やっておけばよかった」と思うに違いない。
「やっておいてよかった」
「やっておけばよかった」
二つの言葉は似ているけれど、正反対。
「やっておけばよかった」はもうすでに遅し、取り返しがつかないのです。
心というものは目には見えないけれど、人間、良いことを思い、良い行いをすれば心は磨かれてゆく。
少しの勇気を持って、「やっておけばよかった」とする後悔ではなく、「やっておいてよかった」という満足を得る日々を重ねていきたいなぁ~とあらためて思いました。
2014.10.8