本心の心に戻るために忘れてはならないこと
人はみな、心というエンドレステープを持っています。
心に受け入れたものを記録して、それを再生して表現するのです。
本来本心の心の自分は、お祈りによって神さまの最高表現を心に受け入れて、それを自分の世界として表現していたのです。
ところが、いつのまにか、自分の表現の世界に囚われて、お祈りを優先させることの大切さを忘れてしまったのです。
そしてだんだんと現実という自分の表現だけを、自分の心に記録するようになってしまったのです。
それでは過去の未熟な表現の繰り返しになるのです。
本心の心の自分の生き方を忘れて、運命の奴隷に陥ってしまうのです。
そして、神さまの最高表現とは雲泥の差のある、七難八苦でいっぱいの世界を表現してしまうのです。
自分の心というエンドレステープに、何を記録してゆくかが問題なのです。
自分の心に記録されたものが、現実の自分の世界となって表現されるのです。
現実ばかりみていては、現実から心に取り入れたものしか表現できないのです。
神さまの表現を現実化することなど、永遠に不可能なのです。
本心の自分をしっかりと生きるということは、お祈りを深めて、神さまの最高表現をしっかりと心に受け入れるということです。
五感の世界を去り、六感の世界を通り抜けて、神さまの最高表現の世界に、精神を集中してゆくことです。
そのためには、まず、神さまの最高表現に波長の合う、祈り言葉を一心不乱に唱え続けてゆくことが大切なのです。
参考:『ありがとうございます』
2016.1.17